消防士とハイパーレスキュー隊

消防士とハイパーレスキュー隊の仕事環境を守る仕事一覧

火災から人命、財産を守るとともに火災、水難、地震などの災害による被害を極力軽減し、予防にも力を注ぎます。
今回発生した東北地方を襲った大地震と津波による災害地では、多くの消防士、消防団員の方々が人命救助に必死になって活動されていました。
ほんとうに頭が下がる思いです。
ほかに、建設物の防災上の安全確保の検査、ガソリンスタンドなどの危険物施設の許可行政、危険物取扱者に対する指導などもその仕事の一つです。
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消防士に向く人はこんな人




  • 目標を達成するためには、つらいことでも我慢できる
  • ヤルと決めたら、すぐ行動に移すことができる
  • 本や小物、勉強道具はキチンと整理して保管することができる
  • チームワークを大事にしながら、みんなと一緒に物事を達成することが好き

消防士になるには

  • 消防官第Ⅰ種:21歳以上29歳未満 大卒程度の学寮が必要。
  • 消防官第Ⅱ種:19歳以上29歳未満 短大卒程度の学力が必要
  • 消防官第Ⅲ種:17歳以上29歳未満 高卒程度の学力が必要
  • 消防官専門系:21歳以上29歳未満 大卒以上の学歴が必要

年齢は受験年の4月1日現在。 その他、身長、体重、視力などの身体基準があります。

働く場所

事故現場・消防署・被災地

消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)とは

平成23年3月11日の東日本大震災での原発事故で活動されていたのが東京消防庁のハイパーレスキュー隊。
最も危険な場所に自らの命も顧みず出動していく姿には・・・目頭が熱くなりますね。
まさに日本の救世主です。

もともとは、16年前の阪神・淡路大震災を教訓に編成された部隊で、新潟県中越地震においても救援部隊として派遣され、当時2歳だった男の子を奇跡的に救出した記憶があると思います。
また、渋谷区に本部を置く第3方面救助機動部隊は毒劇物災害、生物兵器テロ・放射能災害に対応する部隊です。

ハイパーレスキュー隊は第3方面本部の他に第2方面本部(大田区:震災災害対応)と第8方面本部(立川市:震災災害対応)に置かれ、機動救助隊、機動特科隊、機動救急救援隊で構成されています。
なお、平成19年4月25日には第6方面本部(足立区:震災災害及び大規模水害対応)にも新設されました。

【機動救助隊】

特別救助隊員から選抜された隊員で構成されている。四輪駆動の救助工作車II型・III型・IV型(三本部ハイパーに配置・六本部ハイパー設立に伴い、八本部ハイパーから配置転換)・査察広報車や電磁波による人命探査装置や画像探査機、音響探査機(高度救助用資機材)などを装備している。

【機動特科隊】

各種の特科車両で編成されている。重機搬送車2台(二本部を除く)・クレーン車・ポンプ車(二本部・六本部)・排煙高発泡車(六本部を除く)・大型化学車・屈折放水塔車・ウォーターカッター車(六本部)・大型ブロアー車(六本部)・救出救助車(八本部)を保有している。

【機動救急救援隊】

大規模な災害が起きたとき各救助隊の支援や負傷者の救助にあたる。送水車・ホース延長車・大型資材搬送車・災害対応多目的車・大型水槽車・特殊救急車(六本部を除く)・非常用救急車を保有している。

消防士とは別にいざ災害と言う時に、警報機やスプリンクラーが機能するように、消防用設備の工事、整備、点検をする甲種消防設備士という資格もあります。
乙種消防整備士は、整備や点検はできます。
各地の消防署に問い合わせ。