地方環境対策調査官が働く環境省地方対策調査官事務所は、全国に9つあります。
その役割は、環境省の地方における窓口として、情報発信基地としての役割、地域ネットワークを築き、環境問題の迅速な掌握と対応を行なっています。
このページでわかる情報
地方環境対策調査官の仕事は

②廃棄物、リサイクル対策
③環境教育、環境活動保全活動と地球温暖化対策
①については、地方の環境立案に役立てる。
②は廃棄物不法投棄をなくすためのパトロールや調査を行なう。
③は、環境学習会を主催したり、NGO,NPOや市民団体などの、ネットワークを築き、地球温暖化防止が促進されるように環境保全活動の活性化、普及を果すこと。
この仕事に就くには
勤務は地方となるが、基本的には環境省に所属する職員。
そのため調査官になるため国家公務員採用試験を受け、環境省に採用されなければなりません。
組織としてはまだ新しいため今後の採用動向を確認する必要があるが、現在Ⅰ種~Ⅲ種の試験区分で合格した人が同事務所に従事しています。
求められる能力
まだ新しい組織であり、組織環境を含めた調査官の仕事は、大きな発展への過程にあります。
地域の抱える環境問題は多種多様。それらを読み解くためには、取り組むべき問題を新たに見つけ出し、そして自ら率先してその問題に取り組んでいけるかが問われています。
簡単なようでとてもハードルが高く、勇気と熱意とパワーが必要だといえるでしょう。
しかし逆を言えば、仕事を自分で作っているという点で、自らの信念を貫くことができる貴重なしごとであり、職員に寄せられる内外の期待は大きいです。